来年はDallas Cup40周年記念大会!!

世界でその規模・質ともに世界最高峰にある国際ユース大会Dallas Cupが来年40周年を迎えます。

過去この大会の顔になっています、<スーパーグループU19(Gordon Jago U19)>にはレアル・マドリー、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、アーセナル、ユベントス、アヤックス、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘン、サンパウロ、コリンチャンス、ボカ・ジュニアーズ等、世界のビッククラブが殆ど参加しています。

単独チームのユース世界一を決める非常にタフな大会とも評されています。

今年の春は、メキシコの強豪クラブ、ティグレスがアーセナルを破り3回目の優勝を飾りました。

メキシコのチームは、開催地ダラスが本国に近いということと、移民が多く住んでおり、殆どホームの雰囲気の中で好成績を上げておりますが、ロシアワールドカップでのドイツを破ったことでも証明されているように、その育成の充実ぶりは<国>単位で考えると世界でも有数の進化している国だと思われます。世界を席巻しますスペイン語圏の育成大国の一つと言えるでしょう。
因みにロシアワールドカップで活躍したヘルナンデス(ウエストハム)、ベラ(ロサンゼルスFC)選手も過去にこのダラスカップに出場しており、Dallas Cup Alumni(大会同窓生)の選手たちです。

尚今年から同じくエリートグループとして、<スーパーグループU14(Univision Deprtes U14)>も開催され、U19と同じくメキシコのティグレスが初代チャンピオンになりました。

日本サッカー界との関わりについては、JFAと提携し旧方式の高円宮杯プリンス優勝チーム、日本代表U19、U18の派遣、審判交流プログラムの実施(現在も継続中)等、所縁が深い大会です。

過去のスーパーグループU19での最高成績は、柏レイソルの準優勝が挙げられます。その他の日本代表、他の国内優勝チーム、Jクラブ、大学チーム等は何れも予選リーグで敗退しております。
今回は赤い悪魔軍団、東福岡高校が参戦しましたが、元祖赤い悪魔のマンチェスター・ユナイテッドと同グループになり敗退しました。

もう一つのスーパーグループU14には今回サンフレッチェ広島が参加しまた。広島は前回まだノーマルカテゴリーの時に参加して、3位になりましが、残念ながら今回は予選リーグで敗退しました。悪天候による急な試合時間や場所の変更等、不運が重なったのも事実でした。

他の日本チームに関しては、昨年の全国制覇チーム、前橋育英高校がU17カテゴリーで今回初優勝を飾りました。前橋育英高校はこのDallas Cupの常連チームです。
日本チームの優勝は前年のU15カテゴリーで、強豪フランクフルトを破り優勝した前橋FCに続き2チーム目になります。

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